リノベーション

リノベーションと聞くと、中古マンションや空き店舗のリノベーションが思い浮かびますが、戸建て中古住宅を現代や将来のライフスタイルに合わせて大胆によみがえらせ、資産価値を上げることも今注目のリノベーションです。かつてないほど戸建て新築が高騰している現在において、築15~30年程度の中古住宅をリーズナブルに取得し、フルリノベーションすることで、快適な住まいを手に入れると同時に、将来にわたって資産価値を上げることが出来ます。

和風からモダンへ、シンプルモダンから和風へ

築15~30年程度の中古住宅には、当時の流行(色々な外観や内装の戸建てが乱立した)を反映してモダン、シンプルモダン、和洋折衷スタイルのものが多くあります。そういった外観や内装を統一感を持たせてリノベーションすることで、現在の生活に適した住まいに生まれ変わらせることができます。

間取りと部屋用途を大胆に変更して効率的な暮らしへ

実際の生活をよくイメージして建てられなった家は、住み始めて結局使われずに物置部屋がいつの間にか出来てしまったりすることがよくあります。壁を取り払い間取りを変更したり、和室を洋室に、洋室を和室にするなど用途変更をしたり、リビングやダイニングキッチンの配置を変えたりすることでそれぞれの部屋を有効に使うことができるようになります。
給湯効率を上げるために浴室、脱衣室、キッチン、トイレなどの水回り系の部屋を集約したりすることは光熱費が高くなってきた現在では無視できないポイントです。
また、浴室 → 脱衣室 → キッチン → トイレ の順に汚水を排水するように部屋配置すると、敷地内の汚水経路の詰まりやニオイ防止になり、おすすめです。

増築や減築、2階建てから平屋へ

家族構成やライフスタイルに合わせて多すぎる部屋数を減らしたりする減築や、敷地に余裕があれば増築したり、2階建てを思い切って平屋にするなど大掛かりな改修もリノベーションとして考えられます。
部屋数や広さを求めないのであれば、平屋は生活のしやすさ、高齢者対応、耐震性の向上、耐暴風性の向上、将来メンテナンスのしやすさ(ローコストメンテ)などメリットはかなり多く、新築戸建てでも人気です。

リノベーションで資産価値を上げる

このようにリノベーションは、一旦落ちてしまった資産価値を上げて、なおかつ、以前よりも耐久性、耐候性の高い建築素材を使用することで、その後も魅力の衰えない優良な住宅へと、新築よりもずっとリーズナブルにトランスフォームさせることが出来ます。
戦後から1990年代頃まで日本の住宅は寿命40年ほどで消費される使い捨て住宅でしたが、2000年代に入って耐震性の向上、建築資材の耐久性の向上、低経済成長下の中で、住宅をリユース、リノベーションして住み継ぐことが求められ、また資材やノウハウの蓄積によって可能になってきました。
今、戸建て住宅のリノベーションに最適な環境が整っています。新築にはない様々な魅力のある中古住宅のリノベーションをぜひ検討してみてください。弊社スタッフとオンリーワンの住まいを作り上げましょう!