住宅向け資材、運搬費、人件費すべての価格が上がる中、新築戸建ての価格もかつてないほど上がってきています。そのような現在でも、理想の住まい、思い描くライフスタイルの実現、自然災害が増える中での安心して住める家を求めるお客様に、当社は丁寧に対応させていただいております。
オーダーメイド住宅
戸建て住宅を新築でと検討した時、建売住宅か注文住宅かを決めることは大きな分かれ道です。建売住宅の最も魅力的なところはリーズナブルに住宅を取得できることですが、お客様がイメージする暮らしの実現度は概ね高くないのが現実です。それに比べて注文住宅は、満足度、イメージの実現度、暮らしやすさ、将来の暮らしへの柔軟性、どれをとっても建売住宅よりワンランク上になるものです。
住みやすさや暮らしやすさは建売住宅でも丹念に探すことで見つけることは可能ではありますが、壁の中に隠れてしまう断熱材は何を使ったか?窓の断熱性能は?給排水や電気の引き回しはどうなっているか?屋根材や壁材の耐久性や防汚性は?これらのことは後のメンテナンス費用やリフォーム費用に大きく反映してくるため、一時の住宅取得価格はリーズナブルでも、生涯コストは建売住宅も注文住宅も結局同等か、注文住宅の作り方によっては注文住宅の方がリーズナブルになる場合もあります。
健康住宅としての木の家
日本家屋は古来からその地にある木から取れる木材を利用して建てられてきましたが、ここ50年程は構造駆体を除き新建材に代表される非木質系材料で住宅を建てることが一般的でした。しかしながら気密性の向上とともに微量ながら新建材から排出されるVOC(揮発性物質)がそこに住む人の健康を損なう場合があることが解っています。そのような背景のもと建築基準法は改正を続け、現在は対策された建築資材で住宅が建てられるようになってきましたが、それでも排出されるVOCはゼロではありません。こういったことが知られるようになり、自然素材を使った住宅に関心が集まり、内装材に無垢材や珪藻土などの塗り壁を使ったり、断熱材に羊毛由来のものを使ったり、住まう人の健康を意識した家づくりが注文住宅を選択する方々に注目されています。
ホームセンターやショッピングモールへ行くと眼がチカチカしたり、頭痛やのどの痛みを感じる、香水が苦手、洗濯洗剤や柔軟剤の香りが苦手、そんな方はぜひ健康住宅としての自然素材の家をご検討ください。
省エネ住宅は財布に優しいだけじゃない
住宅の省エネルギーを考えることは、これからの時代、エコロジーであるだけでなく財布にもやさしい必須の検討課題です。住宅の断熱性は、単純に光熱費に跳ね返ってくるだけでなく住む人の健康にも大きな影響を与えます。窓を複層ガラスの断熱サッシにする、床、壁、天井に対して断熱性の高い断熱材を十分な厚みで使う、蓄電池を備えた太陽光発電の設置など、建売住宅ではコスト上、優先順位を上げることが出来ない部分で省エネ性能は大きく差が付き、数十年単位で光熱費を積算した時に確実に違ってくるでしょう。
また、多くの先進国で冷涼~寒冷な地域では、結露を招くシングルガラスでアルミサッシの窓は、住宅向けの使用はおろか販売も法律で禁止されています。それらの国々では窓の断熱性能に厳格な基準があり、結露はカビを招くので、新築住宅として瑕疵(かし)に当たるのです。日本にはそのような基準はまだありませんが、基準がなくても窓の結露や壁内結露によるカビの発生が、そこに住む人の健康を損なう危険性は言うまでもありません。省エネ住宅を考えることは健康住宅を考えることとほぼ同義なのです。
注文住宅はメリットがいっぱい!
戸建て新築を注文住宅で建てることは、上記のようにメリットがいっぱいありますが、すべて盛り込めば建売住宅の2倍近い価格になるかもしれません。注文住宅のいいところは、全てに優先順位をつけて、その順位を住み手が自由に選択することが出来、納得して住まいを手に入れることが出来ることです。
住まいは家族が安心できる場所、健康に暮らせる場所、休息し英気を養うところ、そして家族の絆を深め、思い出を共有する場所です。そんな住まいを建てたいと思ったら、ぜひ経験豊富な弊社のスタッフにご相談ください。お客様の思いを受け止め、その思いの実現のためにお手伝いさせていただきます。